憧れのキッチン、リシェルSIの購入を考えている方は多いのではないでしょうか?
何と言ってもLIXILの最上位ランクのキッチン。
価格との相談になってしまいますよね。
オプションが多すぎて決められないわ
リシェラ―の私がズバっと解説と厳選していきましょう!
この記事ではリシェルSIのカタログに記載されている価格の部分を分かりやすく解説し、
ユーザーの私がおすすめしたいオプションやその価格・選び方など紹介していきたいと思います。
リシェルSIの特徴とオプションの関係
リシェルSIの5つの特徴
- 傷に強い
- 熱に強い
- 汚れに強い
- 使いやすい
- 高級感がある
リシェルSIの特徴とオプションの関係です。
オプション選択で特徴を選択するということになります。
我が家にあったマイリシェルを作るんだね
オプションの定義
オプションとは基本料金以外の部分を示し「標準」と表記されたり説明されることになります。
キッチンの基本料金って何?
考え方としてプラス料金にならない状態ですね。
基本的に1番グレードが低いものが基本料金「標準価格」となります。
我が家が採用したオプションとおすすめ
我が家では扉カラーのシエルブルーに一目惚れした為リシェルSIの採用を決意しました。
リシェルSIのそれぞれの特徴に魅力を感じ価格を抑えるという点では失敗したと言えます。
我が家の採用オプション
- セラミックトップ
- ハイブリッドクォーツシンク
- よごれんフード
- 扉カラー上位グレード選択(グループ5)
- キッチンコンセント
- ハンズフリー水栓
- ワークトップ高さ87.5
採用して良かったおすすめしたいオプション
セラミックトップは高級感が増す
我が家ではカップボードの天板は人造大理石を採用した為、セラミックトップとの比較が容易に可能です。
やはりセラミックトップは機能性だけではなく、高級感を感じます。
しかしセラミックトップの採用はハイブリットクォーツシンクまたはステンレスシンクの採用となるので、ハイブリットクォーツシンクを採用する場合価格が高くなりやすいことがデメリットです。
ハンズフリー水栓はストレスフリーで効率アップ
ハンズフリー水栓は利便性がとても高いので値段以上の価値を感じています。
少し手を洗いたい時や、調理中に手が汚れている時など重宝します。
また水道代の節約になるという点もポイントが高いです。
価格を抑えた点
- らくパッと収納のパッとシェルフなし
- 収納底板をメラミン底板に
- 食洗機フルオートオープン不採用
- 食洗機ムービングラックプラス不採用
- シンク・サポートワイヤー不採用
- シンク・水切りかごリスト不採用
- 価格が低めの食洗機を採用
- 価格が低めのコンロを採用
不採用オプションと後悔
レンジフードとコンロの連動なし
レンジフードはコンロとの連動搭載のものを採用しましたがコンロ価格を抑えた為コンロ側が連動非搭載ものでした。
グレードを上げて連動搭載のものを選んでいればと後悔ポイントです。
コンロを使うと換気扇が作動するのはたしかに便利ね
らくパッと収納のシェルフ
我が家のキッチン下収納はシェルフがないので楽に取り出すことができる恩恵が少ないように感じました。
しかし高さに余裕ができアレンジ性が増したので収納の幅は広くなったと感じています。
収納方法を考えるのが苦手な方や見た目を重視するならシェルフあり一択です。
オプション高価格ランキング
価格はリシェルSIカタログより参考にしており2022年10月のメーカー希望小売価格より算出しています。
実際の見積もり価格はメーカー希望小売価格より値引き率や工賃、諸費用など含まれます。
1位 扉カラー上位グレードへ変更
扉カラーはグループ1からグループ7まであり標準のグループ1から一つあがるごとにオプション価格が発生する仕様なります。
人気カラーであるグレーズグレー(グループ4)へ変更すると標準のグループ1との差額265,000円。
(扉カラーの差額にはプランによってばらつきがあります。)
意外と扉カラー変更が1番高くなるのか
2位 レンジフード よごれんフード搭載へ変更
レンジフードは壁付け用のASRタイプ(標準)からペニンシュラ用CLSタイプ(よごれんフード搭載)差額になります。
その価格181,500円。
今はペニンシュラ型キッチンが多いのに標準設定が壁付け型なのね
壁付け用のよごれんフード搭載機だと標準からの差額110,500円となります。
ペニンシュラ型や壁付け型は間取りによって変わるのでリフォームで壁付け型一択の場合は価格を抑えてよごれんフード搭載に変更することができます。
3位 食洗機なしから食洗機ありへ変更
食洗機の標準は浅型タイプのリンナイ製D59となります。
その価格166,000円。
食洗機をつけない場合はこの166,000円がマイナスになります。
食洗機の場所には収納がはいりますが標準の3段収納であれば追加料金は発生しません。
4位 ワークトップをセラミックトップへ変更、セラミックトップの価格とは
セラミックトップから人造大理石グループ2へ変更した場合の差額が144,000円となります。
セラミックトップから人造大理石の差額?
カタログではセラミックトップが標準のプランで紹介されています。
LIXILコーディネーターの方に確認しましたが人造大理石グループ2からセラミックトップに変更の場合でも144,000円プラスという認識で良いみたいです。
人造大理石グループ1のシンプルホワイトとの差額はさらに広がり207,000円となります。
5位 食洗機をフルオートオープン搭載機へ変更
食洗機は標準のリンナイ製D59からパナソニック製D90(フルオートオープン搭載機)に変更した場合の差額になります。
その価格130,000円。
フルオートオープンとは食洗機を2回ノックするだけで食洗機が自動で開いてくれるという画期的な機能です。
LIXILさんの遊び心ですね!
6位 コンロをホーロートップからガラストップへ変更
コンロは標準のリンナイ製のホーロートップV43からリンナイ製のガラストップY35へ変更した場合の差額です。
その価格118,000円。
IHコンロを採用の場合はスタンダードタイプ日立W73へ変更で198,000円となります。
IHコンロの採用は価格が一気に上昇するので注意です。
7位 シンクをハイブリットクォーツシンクへ変更
シンクは標準のスキットシンクからハイブリットクォーツシンクの差額になります。
その価格90,000円。
さらに標準のスキットシンクから人造大理石キレイシンクに変更した場合は38,000円。
つまりキレイシンクからハイブリットクォーツシンクへの変更は52,000円となります。
8位 ハンズフリー水栓へ変更
水栓は標準のクロマーレS・エコハンドルP14からタッチレス水栓ナビッシュハンズフリ―B8タイプへの変更の場合です。その価格83,000円。
価格表から分かる扉カラーグループ価格解説
こちらは公式カタログの壁付けI型セラミックおてごろプラン価格表になります。
色々なプランで扉グループ間、間口間の差額を計算してみるといくつか分かったことがあります。
- 間口で差額が変わる
- グループ2から4への差額は高めに設定されており、グループ6から7への差額は最大
- 間口260㎝から270㎝は同価格
- 壁付けL型キッチンは差額が大きい
間口で差額が変わる
間口285㎝のグループ1から2への差額は85,000円に対して
間口270㎝のグループ1から2への差額は69,000円になります。
間口が変わると扉材の面積が変わるのでその影響で変動すると思われます。
グループ2から4への差額は高めに設定されており、グループ6から7への差額は最大
公式カタログに記載されている色々なプランで差額を計算してみました。
グループ1から2の差額は少なく
グループ2から4の差額が大きくなりグループ4~6の差額は少し下がって
グループ6から7への差額は最大となる傾向でした。
グループ6から7への差額は35万~40万くらいです。
グループ7で一目惚れしない限りグループ6までで抑えた方がいいわね
グループ2の扉カラーを選択できると価格を抑えることが可能です。
間口260㎝~270㎝は同価格
こちらも公式カタログより色々なプランを確認しましたが共通でした。
もし260㎝の間口を検討している方は270㎝まで広げても扉の価格としては変動がありません。
壁付けL型キッチンは差額が大きい
こちらは公式カタログの壁付けL型のらくパッとプラン価格表になります。
壁付けI型の間口255㎝でグループ1から2への差額67,000円に対し
壁付けL型の間口255㎝のグループ1から2への差額99,000円となります。
L型キッチンは高くなりやすいのね
パターン別おすすめしたい厳選オプションと価格
色々なパターン別におすすめしていきたいと思います。
おすすめ優先度★★★以上を検討の目安にして下さい!
高級感に魅力を感じている人に
オプション | おすすめ | 優先度価格 |
---|---|---|
セラミックトップ | ★★★★★ | 144,000円 |
扉カラー上位グレード選択 | ★★★★ | 265,000円 |
ハンズフリー水栓 | ★★★ | 83,000円 |
フルオートオープン | ★★★ | 130,000円 |
ハイブリットクォーツシンク | ★★ | 90,000円 |
★★★以上を採用した場合の合計価格
622,000円となります。
セラミックトップを採用するとハイブリットクォーツシンクかステンレスシンクしか選ぶことができないので注意です。
上位グレードの扉カラーに魅力を感じている人に
オプション | おすすめ優先度 | 価格 |
---|---|---|
扉カラー上位グレード選択 | ★★★★★ | 265,000円 |
セラミックトップ | ★★★ | 144,000円 |
ステンレスWサポートシンク | ★★★ | 50,000円 |
ハンズフリー水栓 | ★★ | 83,000円 |
★★★以上を採用した場合の合計価格
459,000円となります。
使いやすさに魅力を感じている人に
オプション | おすすめ | 優先度価格 |
---|---|---|
ハンズフリー水栓 | ★★★★★ | 83,000円 |
よごれんフード | ★★★ | 181,500円 |
レンジ連動コンロ | ★★★ | 118,000円 |
フルオートオープン | ★★ | 130,000円 |
★★★以上を採用した場合の合計価格
382,500円となります。
ハイブリットクォーツシンクを採用するとワークトップ天板はセラミックトップしか選ぶことができないので注意です。
セラミックトップに魅力を感じてる人に
オプション | おすすめ | 優先度価格 |
---|---|---|
セラミックトップ | ★★★★★ | 144,000円 |
ステンレス | Wサポートシンク★★★ | 50,000円 |
ハイブリットクォーツシンク | ★★ | 90,000円 |
★★★以上を採用した場合の合計価格
194,000円となります。
ワークトップをソフトスクラッチを採用するとシンクはステンレスのみとなります。
キッチン下収納に魅力を感じている人に
オプション | おすすめ優先度 | 価格 |
---|---|---|
らくパッと収納 | ★★★★ | ±0円 |
食洗機なし→収納へ変更 | ★★ | -166,000円 |
セラミックトップ | ★★ | 144,000円 |
扉カラー上位グレード選択 | ★★ | 265,000円 |
★★★以上を採用した場合の合計価格
0円となります。
らくパッと収納があれば十分という人は最も低価格でリシェルSIを採用することができます。
その他のオプション
- らくパッと収納シェルフ付き 【+10,000円】
- コンロ前ガラスパネルハーフ→全面【38,000円→49,000円】
- キッチンコンセント取り付け 【+20,000円】
- コンロをガラストップへ変更(トップ間口60・V43→Y35変更時差額)【+118,000円】
- 引出し底板メラミンからステンレスへ変更(引出し数で変動)【+50,000円】
- コンロ下らくパッと収納なし 【-37,000円】
- 食洗機なし【-166,000円】
オプション価格を抑えたい人への厳選とポイント
価格を抑えたい人へのおすすめプラン
リシェルSIを採用したいができるだけ費用を抑えてコスパが良いものを採用したいという基準で考えたおすすめプランになります。
- 扉カラ―をグループ4以下 【~265,000円】
- セラミックトップ【+144,000円】
- ステンレス・Wサポートシンク 【+50,000円】
- レンジフードペニンシュラ型HVRタイプJ90/J91/B19/B20【+67,000円】
- ハンズフリー水栓【+83,000円】
- ガスコンロホーロトップ【標準±0円】
- コンロ前壁にする(間取り)【ガラスパネル代なし±0円】
- 引出し底板メラミン【±0円】
- 食洗機なし→食洗機箇所を3段引出し 【-166,000円】
- コンロ下らくパッと収納なし 【-37,000円】
オプション価格合計+406,000円
リシェルらしさも意識しました!
見積もりのポイント
価格については施工業者によってメーカー希望小売価格からの割引きや工事費用が違うので見積もりの総額を確認しながら決めていくと良いかもしれません。
工事費用とかで見積もり金額を調整されるのが嫌だったからはじめはオプション多めの見積もりをお願いして後からたくさん不採用にしたわ
施工業者にはお手数をおかけしてしまいますが「本当の価格なの?」という不安を取り除く一つの手段にはなりますね。
施工業者によって価格が変動しやすいのは事実なので複数の業者に見積もりをしてもらい
価格だけではなく営業の方の人柄や施工業者のアフターフォロー、実績など自分にあった業者を探すことをおすすめします。